日本を代表するアーティストの1人である米津玄師さん。
音楽業界からも天才といわれるほどの才能の持ち主の米津玄師さんですが、
そんな米津玄師さんは、高機能自閉症という障害をもっているということを明らかにされました。
そこで今回は、米津玄師さんのもつ障害について、まとめていきたいと思います。
目次
米津玄師プロフィール
米津玄師(よねづ けんし)
生年月日:1991/3/10
年齢:31歳(2022/5.現在)
出身地:徳島県徳島市
活動期間:2009年-
事務所:REISSUE RECORDS
米津玄師が高機能自閉症の障害を告白
唯一無二のアーティストとして、多くの人を魅了し続けている歌手の米津玄師さん。
そんな米津玄師さんですが、「高機能自閉症」という障害があることを、2020年1月の週刊女性PRIMEが明かしています。
《僕はずっと普通の人になりたかったんですよ、子どもの頃から。普通ではないっていう感覚によって苦しい思いをしてきた自覚もあって》
週刊女性PRIME
その違和感の理由がわかるのは、20歳のころ。
「人とコミュニケーションがうまくとれないことなどに疑問を感じて病院を訪れたところ、《高機能自閉症》と診断されたそうです。コミュニケーション能力に乏しかったり、こだわりが強いといったことなどが特徴の病気なので、当時クラスメートになじめていなかったのも今思うと納得です」
子供の頃から、普通ではない自分に悩んでいたという米津玄師さん。
そんな米津玄師さんが20歳の頃、人とのコミュ二ケーションに悩み病院を訪れたところ「高機能自閉症」であることが分かったそうですね。
高機能自閉症とはあまり聞いたことがないという人も多いと思うのですが、
一体どのような症状なのでしょうか?
米津玄師の障害・高機能自閉症とは?
高機能自閉症とは、発達障害の一種で、自閉症のうち知的発達の遅れがないタイプのことをいいます。
3歳くらいには現れる症状だそうで、
以下の自閉症の3つの特徴をもちます。
⑴対人関係の困難さ
⑵言葉の発達の遅れと拘り
⑶活動や興味の範囲の狭さと、特定のものへの拘り
ちなみに「高機能」とは、“自閉症にある知的障害の遅れがない”という意味で、平均より高い知的能力があるというわけではないようです。
言語の発達の遅れというところで、「自分の気持ちを伝えることが苦手」ということがあるそうなのですが、
米津玄師さんが、学生の頃、バンド仲間に自分がやりたいことをうまく伝えることができず、
バンドが解散してしまったというエピソードもこの高機能自閉症の影響かもしれません。
米津玄師の鬱病は二次障害?
米津玄師さんは、2015年に自信のブログで「かつて鬱を患っていたことがある」と公表されています。
別に隠しておくようなことでもない気がしてきたので書くけど、自分は鬱を煩っていたことがあって、その間は最低な生活を送ることが多かった。
そして今尚たまにあのときの気分を思い出すことがある。
時間のながれるスピードが死ぬほど早くなって、気がついたら半袖じゃ暮らせない気候になってたり、近所のスーパーに行く決心をしてから帰ってくるまで1時間くらいかかったり、1日20時間くらい寝てたり。
社会に馴染むことが難しい高機能自閉症は、生きづらさを抱えながら社会生活を送る人が多いです。
そのため、鬱病になる人が多く、これは高機能自閉症の二次障害といわれています。
米津玄師さんの鬱病も、この高機能自閉症の二次障害だったのでしょうね。
米津玄師が天才なのは高機能自閉症が関係してる?
その作詞・作曲の能力の高さから、いろんなメディアから天才といわれている米津玄師さん。
実は、発達障害の人には天才が多いといわれています。
それは、興味ある分野への強いこだわりや、孤独を芸術活動へ打ち込むというところからきているようです。
まさに米津玄師さんも、
「“将来、絶対に売れてみせるから写真は残したくない”」
と学生時代から、セルフプロデューズに長けていて、こだわりがかなり強い人物です。
高機能自閉症の有名人は他にも
米津玄師さん以外にも「コミュニュケーション能力の困難」「こだわりが強い」などの
発達障害を抱えた有名人は、実は多くいます。
【発達障害とされる有名人】
- イチロー
- 島崎遥香
- スーザン・ボイル
- スティーブ・ジョブズ
- 栗原類
- イーロン・マスク
- ビル・ゲイツ
元メジャーリーガーのイチローさんは、公表はしていないものの、
毎朝カレーを食べる・飯は絶対炊きたて・球場入りまでの行動が決まっているなどの拘りの強さから、アスペルガー症候群ではないかといわれています。
またスティーブン・ジョブズや、イーロン・マスク。ビルゲイツも発達障害だったといわれています。
どちらも、発達障害からくる、人とはちがう感性やこだわりの強さから、成功しているというのは間違いないでしょう。
まとめ
今回は、米津玄師さんの高機能自閉症についてまとめていきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。