映画『余命10年』茉莉の病名は?どんな病気?原作者も同じ病気だった!

3 min
余命10年の病名

2022年3月4日から公開予定の映画『余命10年』

数万人に1人といわれる不治の病を患い余命10年と宣告された少女が、残された人生を懸命に生きる姿を描いた感動作になります。

この映画は、小坂流加さんによる小説が原作になっているのですが、

実はこの映画の主人公・茉莉の病気は原作者の小坂流加さんが患っていた難病と同じものだったといわれています。

そこで今回は、映画『余命10年』の茉莉と原作者・小坂流加さんが患っていた難病は一体どんな病気なのか?まとめていきたいと思います。

『余命10年』茉莉の病名は?どんな病気?

『余命10年』は、フィクションとなっており、主人公・茉莉が患った病名は劇中では明かされていません。

しかし原作のなかで、茉莉の病気について、

  • 数万人に1人いう不治の病
  • 遺伝性の肺の病
  • 国の難病に指定されている病
  • 臓器名と症状で組み合わされた漢字8字の病名
  • 特定疾患に指定されている病

ということが分かっています。

そしてこのことから、主人公・茉莉の病気は、

原発性肺高血圧症(げんぱつせいはいこうけつあつしょう)

ではないかと言われています。

原発性肺高血圧症とはどんな病気?

『余命10年』で、茉莉が患った「原発性肺高血圧症」は、肺動脈の血圧が高くなる病気

肺動脈の血圧が高くなると、右心室に負担がかかり、心臓が送り出す血液の量とその流れ方のバランスが崩れてしまいます。

その結果、全身への酸素供給がうまくいかなくなり、息切れや全身のむくみ・黄疸などの症状を発症。

そして病状が進行すると、呼吸困難、胸痛、失神や咳、喘鳴などの症状もでてくるそうです。

この病気は、遺伝子が病気の発症に関与していることは明らかになっているのですが、詳しい発症原因は明らかになっておらず、難病指定をうけています。

発症頻度は100万人に1〜2人。

比較的若い人に多くみられる病気で、早期に治療しないと数年以内に死亡することが多いといわれています。

『余命10年』の作者も同じ病気だった

そして茉莉の病気が「原発性肺高血圧症」であるといわれているのは、

この『余命10年』の原作者である小坂流加さんご自身が「原発性肺高血圧症」を患っていて

その実体験を元に書いた小説であることが大きいようです。

そして残念ながら、小坂流加さんはその病気により、すでに亡くなっておられます

原作者・小坂流加さんはどんな人?

小坂流加(こさか・るか)
生年月日:1978/7/4
出身地:静岡県三島市
職業:作家

『余命10年』の原作者である小坂流加さんは、子供の頃から小説を書くのが好きだったそうで、

「第3回講談社ティーンズハート大賞」では期待賞を受賞されています。

大学卒業後、「原発性肺高血圧症」を発症しますが、小坂流加さんは執筆活動を続け、自身をモデルにしたとみられる『余命10年』を書き上げます。

そしてその小説『余命10年』を、自費出版として文芸社に持ち込んだところ、書籍化が決定。

小坂流加さんは自身の病気を元にした作品『余命10年』で、小説家デビューを果たします。

しかし残念ながら、小坂流加さんさんは文庫版の発売を待たず、

2017年2月27日、38歳の若さで、「原発性肺高血圧症」により亡くなられました。

『余命10年』は作者のリアルな想いが詰まった作品

『余命10年』は、フィクションではありますが、

余命宣告をうけ執筆された小坂流加さんご自身の想いがたくさん詰まっている作品のため、

単なるお涙ちょうだいの病気もののと違い、淡々とリアルに生きる意味を私たちに問いかけてくる作品となっています。

小坂流加さんの生前の想いが詰まった作品ということで、

フィクションだけれども小坂流加さんの問いかけがリアルに私たちに響いてくる作品なのではと感じます。

まとめ

今回は、映画『余命10年』の茉莉と原作者・小坂流加さんが患っていた難病は一体どんな病気なのか?まとめていきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA